ホーム 特集記事 リウマチ改善の温泉!心も体も癒される名湯宿5選!

リウマチ改善の温泉!心も体も癒される名湯宿5選!

リウマチは関節の痛みやこわばりが続く疾患ですが、症状を和らげる方法の1つとして、温泉療法が注目されています。

この記事では、リウマチに効果が期待できる温泉の種類やその効能について解説し、全国のおすすめ温泉宿を紹介します。リウマチの症状緩和に役立つ内容ですので、ぜひ最後までチェックしてください。

リウマチに効果のある温泉とは?

リウマチは、関節の痛みやこわばりを引き起こす自己免疫疾患で、日常生活に大きな影響を与えることがあります。温泉療法は、古くからこの症状を和らげる手段の一つとして知られ、リウマチ患者にとって有効とされるケア方法です。

温泉に含まれる特定の成分が血行を促進し、炎症を抑えることで、痛みの軽減や関節の可動域向上が期待できます。特に、リウマチの症状を和らげるのに適した血行促進作用や、炎症を抑える作用のある温泉地は、湯治目的で訪れる人々から高い評価を得ています。

そもそもリウマチの原因は?

リウマチは、自己免疫の異常によって引き起こされる病気のひとつです。本来であれば外部からの細菌やウイルスから身体を守る免疫機能が、何らかの要因で自分自身の関節を攻撃してしまうことで炎症が生じます。その結果、関節の腫れや痛みが発生し、進行すると関節の変形や機能障害を引き起こすこともあります。

リウマチの発症要因は明確には解明されていませんが、遺伝的な要因やホルモンバランスの変化、ストレス、感染症などが関与しているという説が有力です。また、寒冷地では症状が悪化しやすい傾向にあり、体を温めることが重要とされています。そのため、温泉療法は、リウマチの症状を緩和する方法の1つとして有効と考えられています。

温泉に期待できる効果は?

温泉には、リウマチの症状を和らげるさまざまな効果が期待できます。まず、温泉の温熱効果によって血流が促進され、関節のこわばりが軽減されます。血行がよくなることで酸素や栄養素が効率よく供給され、炎症が和らぎやすくなるのです。

また、泉質によっては、鎮痛作用や抗炎症作用を持つ成分が含まれている場合もあります。例えば、硫黄泉は血管を拡張し、関節の痛みを和らげる効果があるとされています。さらに、放射能泉(ラドン泉)は、体内の抗酸化作用を高め、免疫のバランスを整える働きが期待されている泉質です。

温泉の浮力によるリラックス効果も見逃せません。お湯に浸かることで体重の負担が軽減され、関節への圧力が減少するため痛みも和らぎます。また、心身ともにリラックスすることでストレスが軽減され、それがリウマチの症状の悪化を防ぐ一因となることもあります。

このように、温泉は単なるリラクゼーションの場ではなく、リウマチ患者にとって症状緩和の一助となる自然療法のひとつとして注目されています。

リウマチに効果のある泉質は?

リウマチの症状を和らげるためには、温泉の泉質選びが重要ポイントです。温泉には多くの種類の泉質が存在しますが、その中でも特に血行促進や抗炎症作用の期待できる泉質がリウマチの緩和に効果的とされています。ここでは、リウマチの方におすすめの泉質を3つご紹介します。

特に効果が期待できる泉質①【硫黄泉

硫黄泉は、硫化水素を含む温泉で、独特の香りが特徴です。この泉質は血管を拡張し、血流をよくする効果があるため、関節のこわばりを和らげるのに役立ちます。また、硫黄には抗炎症作用があるため、リウマチによる炎症を鎮める効果が期待できるでしょう。

さらに、硫黄泉に入ることで、筋肉や関節がほぐれ、痛みが和らぎやすくなります。特に、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方や、関節のこわばりを感じやすい方にはおすすめの泉質です。

ただし、硫黄成分は金属を腐食させやすいため、アクセサリーなどを外して入浴するようにしましょう。

特に効果が期待できる泉質②【塩化物泉

塩化物泉は、ナトリウムやカルシウムを多く含む泉質で、温泉に入ると肌に塩分の膜を作るのが特徴です。この塩の膜が体の表面を覆うことで保温効果が高まり、入浴後も体が冷えにくくなります。リウマチは寒さによって症状が悪化しやすいため、体をしっかり温められる塩化物泉は、リウマチの方にとって特に適した泉質です。

また、塩化物泉は神経の鎮静作用があり、痛みを和らげる効果も期待できます。関節痛や筋肉の緊張が気になる方にとっては、日々のストレスを解消しながらリラックスできるでしょう。保湿効果も高いため、乾燥肌に悩む方にもおすすめです。

特に効果が期待できる泉質③【放射能泉】

放射能泉(ほうしゃのうせん)は、微量の放射線を放つラドンやラジウムを含む温泉です。放射能泉は「ホルミシス効果」と呼ばれる作用があり、微量の放射線が細胞を刺激することで、体内の抗酸化作用を高め、免疫力を整える働きがあるとされています。

リウマチは自己免疫の異常によって起こるため、免疫機能のバランスを整えることが症状の緩和につながる可能性があります。放射能泉に入ることで、炎症を抑えたり、新陳代謝を促進したりする効果が期待できるため、リウマチの方にとって非常に有効な泉質といえるでしょう。

また、ラドンは気体のため、湯船に浸かるだけでなく、浴室内の蒸気を吸い込むことで体内に取り込むことが可能です。この「吸引浴」によって、より効果的に体内へ作用できるとされています。

リウマチ改善に効果のある温泉地

リウマチの症状を和らげるために、温泉療法を取り入れる方を歓迎する温泉地は全国に点在しています。ここでは、リウマチに効果が期待できる温泉地を3つ紹介します。

玉川温泉

秋田県にある玉川温泉は、強酸性の泉質と高濃度のラドンを含むことで知られています。湯治文化が根付いており、全国から多くの方が訪れる人気の温泉地です。

特に「湯治宿」としての歴史が長く、リウマチや神経痛、慢性的な体調不良に悩む方々が長期間滞在しながら温泉療法を行っています。温泉の温度は高めですが、源泉を適度に薄めた浴槽も用意されており、無理なく入浴を楽しめます。また、温泉の蒸気を吸入する「岩盤浴」が特徴的で、体をじっくりと温めながら体調を整えることが可能です。

乳頭温泉郷

秋田県の乳頭温泉郷には、7つの宿と7つの湯から成り立っている温泉地です。温泉宿ごとに異なる成分を含むため、複数の湯をめぐる「湯めぐり」が楽しめます。「湯めぐり」のは、専用パスの「湯めぐり帖」(大人2,500円・こども1,000円)を活用すれば、お得な価格で7つの温泉を満喫できるでしょう。

それぞれの温泉には、リウマチに効果的な硫黄泉や炭酸水素塩泉が含まれており、入浴することで関節の動きをスムーズにし、痛みを和らげる効果が期待できます。加えて、静かな自然環境に囲まれているため、心身ともにリラックスできる点も魅力の1つです。

草津温泉

日本三名泉の1つに数えられる草津温泉は、強酸性の泉質が特徴です。リウマチの症状緩和に適した温泉成分を多く含み、古くから「湯治の湯」として親しまれてきました。

特に、温泉街の中心にある草津温泉のシンボル「湯畑」では、毎分約4,000リットルもの温泉が湧き出しており、多くの観光客が訪れています。古くから草津に伝わる入浴法「合わせ湯」(温度の異なる湯船を順番にめぐって入浴する入浴法)にチャレンジするのもおすすめです。

リウマチ改善の温泉!心も体も癒される名湯宿5選!

リウマチの症状を和らげるために温泉療法を取り入れたい方に向けて、日本全国にある名湯宿の中から特におすすめの5つの宿を紹介します。これらの宿泊施設は、泉質がリウマチに効果的であることに加え、心身ともにリラックスできる環境が整っています。温泉に浸かりながら、日々の疲れや関節の痛みを和らげる癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

鶴の湯(秋田県)

秋田県の乳頭温泉郷にある「鶴の湯」は、歴史と風情を感じさせる秘湯の宿として人気があります。鶴の湯には、白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれる4種類の泉質の異なる源泉があり、異なる泉質の温泉が楽しめるのが特徴です。

特に、白濁したお湯が特徴的な「白湯」は美人の湯と呼ばれ、血行を促進し、関節のこわばりを和らげる効果があるとされています。また、風情ある茅葺き屋根の建物と、自然に囲まれた露天風呂が非日常感を演出し、日頃の疲れを癒してくれるでしょう。

玉川温泉(秋田県)

「湯治場」として全国的に知られる玉川温泉は、強酸性泉とラドンを含む泉質が特徴です。山々に囲まれ、四季折々の風景が楽しめるロケーションで、温泉の湧出量は日本一を誇ります。

リウマチや神経痛、慢性疾患の緩和を目的に訪れる人が多く、湯治目的の長期滞在にも適しています。また、玉川温泉独特の「天然岩盤浴」では、体をじっくりと温めながら新陳代謝を促進できるため、健康維持にも効果が期待できるでしょう。

三朝館(鳥取県)

「三朝館」は敷地内に源泉を持った、自家源泉掛け流しの天然温泉が楽しめる宿泊施設です。1,000坪の庭園に溢れる十二の湯処は、閑静な庭園に包まれた「庭の湯」と、源泉の滝を囲む「滝の湯」の二ゾーンに分かれています。

また、温泉を楽しみながら健康を見つめなおす現代版の湯治「現代湯治」を推奨しており、1人で利用できる湯治プランが人気です。湯治プランに中には、この地域特有の巨大な「東郷湖鬼シジミ」を使用した会席が楽しめるプランもあります。

風雅の宿 長生館(新潟県)

新潟県の月岡温泉にある「風雅の宿 長生館」は、美しい日本庭園に囲まれた落ち着いた宿です。泉質は硫黄泉で、抗炎症作用が期待されることから、リウマチや皮膚病などの改善に効果的とされています。

お湯は肌に優しく、じんわりと体を温めるため、長時間の入浴にも適しています。温泉だけでなく、地元の新潟食材を使った料理も魅力です。美味しい食事とともにリラックスした時間を過ごせるでしょう。

大谷温泉

岩手県洋野町にある「大谷温泉」は、リウマチの症状を和らげる放射能泉(ラドン泉)を楽しめる温泉宿です。ラドン泉の効果によって血流が促進され、関節の痛みの緩和が期待できるため、湯治目的で訪れる人も多くいます。

宿泊施設としての快適さも兼ね備えており、地元の食材を使用した食事や、落ち着いた和の空間での滞在が可能です。

大谷温泉ご利用案内

大谷温泉では、日帰り入浴と宿泊の両方が利用可能です。日帰り入浴でも温泉の効果は感じとれますが、特に長期滞在することで体の調子が整いやすくなるため、リウマチ改善を目的とした湯治にも適しています。

館内には、広々とした浴場や、リラックスできる休憩スペースもあり、ゆったりとくつろげる環境が整っています。

日帰り入浴

営業時間8:00〜21:00(12月31日18:00まで/1月1日休業)
料金大人450円・小学生100円・未就学者70円

宿泊

お部屋全室和室(新館6室・旧館6室)
利用時間チェックイン15:00〜チェックアウト10:00
料金(1泊)1名様(2食付き)6,450円(税込)

※営業時間や料金は2025年3月時点での情報です。訪問する際は、大谷温泉公式ホームページで最新情報を確認することをおすすめします。

大谷温泉公式ホームページはこちら

まとめ

リウマチの症状を和らげるためには、適切な温泉療法が有効であることが多くの研究や実体験から明らかになっています。特に、硫黄泉や塩化物泉、放射能泉(ラドン泉)などの泉質は、血行促進や炎症の鎮静に役立ち、関節のこわばりや痛みを軽減する効果が期待できます。

また、温泉の効能を最大限に引き出すためには、定期的な入浴がおすすめです。長期滞在が可能な温泉宿を選ぶことで、体に無理なく湯治を続けられ、より高い効果が期待できます。今回紹介した温泉宿は、リウマチ改善の効果が期待できる泉質を持つだけでなく、心身ともにリラックスできる環境が整っており、安心して滞在できる施設ばかりです。

日々の生活の中でリウマチの症状に悩まされている方は、温泉療法を取り入れてみるのも1つの選択肢です。温泉の力を活用しながら、自分の体と向き合い、心も体も癒される時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。