雨漏りの修理はどこに頼むべき?業者を選ぶポイントを解説
屋根の破損や老朽化などが原因で雨漏りがした際は、迅速な修理が必要です。
しかし、「どのように業者を選べば良いかわからない」という点で悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
本記事では、雨漏り修理業者の選び方に焦点を当て、重要なポイントや注意すべき事項を詳しく解説します。
雨漏りの修理を検討中の方は、修理業者選びの参考にしてください。
雨漏り修理業者を選ぶポイント
雨漏りの修理を成功させるためには、適切な業者選びが非常に重要です。
信頼できる業者を見つけるためのポイントはいくつかありますが、ここでは特に重要な4つの基準を解説します。
これらのポイントを押さえることで、安心して修理を任せられる業者が選べるようになるでしょう。
見積もりが相場相応の業者を選ぶ
雨漏り修理の費用は、被害の程度や修理の範囲によって大きく異なります。
そのため、複数の業者から見積もりを取り、相場感を把握することが重要です。
見積もりが相場から大きく外れていないかをチェックし、適正価格で提供している業者を選ぶようにします。
また、建設業界は古い体質の業者が多いのが実情です。
必ず見積書や契約書などをもらうようにしましょう。
口約束だけの場合、はじめは無料と謳いながら、追加請求してくる悪徳業者もあるので注意が必要です。
見積もり内容が明確で、追加料金が発生しないよう、事前にしっかりと確認しましょう。
屋根の修理にかかる費用の相場は以下を参考にしてください。
屋根修理 | 全体修理:60万円〜 部分修理:14,000円〜 |
外壁修理 | 全体修理:120万円〜 部分修理:10万円〜 |
資格や営業許可がある業者を選ぶ
資格や営業許可の有無は、業者の信頼性を判断するための重要な指標です。
特に、雨漏り修理は専門的な知識と技術が求められるため、関連する資格を持つプロフェッショナルに依頼すること推奨します。
また、営業許可を取得するには、資金面や技術面の水準をクリアする必要があるため、悪徳業者の回避に有効です。
雨漏り修理や調査など、雨漏りに関連する資格は以下のようなものがあります。
資格名 | 資格の概要 |
雨漏り診断士 | 雨漏りに関する専門的な知識と技術に関する資格。雨漏りの原因を正確に診断し、最適な修理方法を提案するプロフェッショナルです。 |
屋根診断士 | 屋根の状態を診断し、適切なメンテナンスや修理を行うための知識と技術に関する資格です。 |
かわらぶき技能士 | 瓦屋根工事に関する資格。伝統的な瓦屋根の施工・修理に関する高度な技能を持つ職人です。 |
瓦屋根工事技士 | 瓦屋根に関する知識や工事技術の資格。瓦屋根の劣化や損傷の原因を診断し、適切な修理やメンテナンス方法を提案する専門家です。 |
瓦屋根診断技士 | 瓦屋根工事技士、かわらぶき技能士の両方の資格を持っている者を指します。瓦の選定から施工方法、仕上げまで、瓦屋根に関わるすべての工程で高い技術力を発揮します。 |
保障や保険を設けている業者
雨漏りは修理後も再発する可能性があるため、保障や保険が充実している業者を選ぶことをおすすめします。
例えば、「自社施工保証」や「リフォーム瑕疵保険」などの制度を設けている業者は、万が一の際にも安心です。
保障や保険は、各修理業者のホームページで確認できるため、しっかりとしたサポート体制が整っているかを事前にチェックするようにしましょう。
施工実績が見える業者を選ぶ
業者を選ぶ際は、過去の施工実績をチェックするようにしましょう。
実際にどのような工事を行っているのか、成果物の質はどうかなど、具体的な情報をもとに判断することで、業者の信頼性や技術力が確認できます。
また、施工例が豊富な業者は、さまざまな状況に対応できる経験を持っていることが多いため、安心して任せられます。
何でも相談できる業者を選ぶ
雨漏りの修理は、単純な作業ではなく、状況に応じて柔軟な対応が必要になることがあります。
そのため、業者とのコミュニケーションがスムーズに行えることは重要です。
問い合わせや相談に対して丁寧に応じてくれる業者を選ぶことで、修理工程中も安心して進めることができます。
さらに、修理において疑問点を丁寧に説明し、納得させてくれるような業者がおすすめです。
雨漏り修理はどこを選ぶ?
どのタイプの業者が最適なのかは、雨漏りの原因や家の状態によって異なります。
ここでは、屋根修理の専門業者、リフォーム会社、そしてハウスメーカーや工務店など、それぞれの特徴と選ぶべき状況を解説します。
屋根を修理する専門業者
雨漏りの原因がわかっている場合、屋根や外壁塗装の専門業者に依頼するのが最適です。
これらの業者は、緊急時にも対応可能な24時間体制を取っているケースもあり、迅速な修理が期待できます。
また、中間業者を介さない直接の契約が可能なため、修理費用を抑えられるメリットがあります。
リフォーム会社
リフォーム会社は、営業と職人が別々に存在し、それぞれが専門の業務に専念できる体制を整えています。
これにより、お客様対応や保証などのサービスが充実しているのが特徴です。
リフォーム会社では、大工・防水・板金など複数の技術に精通しているため、雨漏りの原因に応じた幅広い対応が可能です。
ハウスメーカーや工務店
自宅の築年数が10年以内であれば、建築時の工務店やハウスメーカーに保証期間内のサービスとして修理を依頼できることがあります。
これは新築住宅に付属する「新築住宅瑕疵(かし)保険」という保険によるもので、購入者は費用を負担することなく修理してもらうことが可能です。
ハウスメーカーや工務店は家の構造を熟知しているため、安心して修理を任せられますが、保証期間外や他社製品の場合は修理費用が高額になる可能性があります。
雨漏りが発生したときの連絡先
雨漏りが発生した際の対応は、住まいのタイプによって異なります。
賃貸マンション、分譲マンション、持ち家(築10年未満、保証期間が過ぎた場合)といった状況ごとに適切な連絡先と対処法を解説します。
賃貸マンションの場合
賃貸マンションで雨漏りが発生した場合、最初に行うべきは管理会社や大家への連絡です。
通常、修理責任は大家が負うため、修理代を支払う責任はありません。
ただし、故意に雨漏りの原因を作った場合や、住人の不注意が原因である場合、修理費用の負担を求められることがあります。
分譲マンションの場合
分譲マンションで雨漏りが起きた際は、まず管理会社へ連絡を取ります。
分譲の場合でも、管理会社や管理組合に修理費用を負担してもらえる可能性があります。
また、入居する際に火災保険に加入していれば、火災保険の「個人賠償責任保険」により、修理費用が補償されるケースもあるため、管理組合に確認するようにしましょう。
持ち家|築10年未満の場合
新築住宅の場合、施工を担当した工務店やハウスメーカーなどに連絡します。
築10年未満であれば、「新築住宅瑕疵(かし)保険」の適用範囲内である可能性が高いためです。
万が一、施工を担当した工務店やハウスメーカーが倒産していても、修理費用は保険が適用されます。
持ち家|保証期間が過ぎた場合
保証期間が過ぎた持ち家で雨漏りが発生した場合、保険は適用外になりますが、自然災害が原因であれば火災保険が適用される可能性もあります。
自然災害とは、主に「風災」「雹災」「雪災」のことです。
とはいえ、自然災害による被害にあったとしても、すべてのケースで保険が適用されるわけではありません。
多額の修理費用を避けたいときは、多くの状況に適用される保険への切り替えをおすすめします。
また、保証期間が過ぎた持ち家の場合、修理業者は自分で探す必要があります。
適切な修理業者を選定することで、修理後は安心して生活できるようになるでしょう。
次におすすめの修理業者を紹介するので参考にしてください。
おすすめの雨漏り修理業者|有限会社粒来板金工業
雨漏りの修理を検討されている方々に、ぜひおすすめしたい業者が「有限会社粒来板金工業」です。
有限会社粒来板金工業は、建築板金業において豊富な経験と実績を持ち、その信頼性と技術力で多くのお客様から高い評価を受けています。
この会社は、ただ修理を行うだけでなく、「手に職をつけることの大切さ」を理念に掲げると共に、女性職人を積極的に採用しており、幅広い層の職人育成に携わっています。
これらの経営方針は業界内において非常に珍しい取り組みです。
公式ホームページには、業務内容から会社概要、そして数々の施工実績まで詳細に掲載されており、これらの情報を通じて、同社がどれほど多くの顧客の悩みを解決してきたかが一目でわかります。
特に施工実績は、有限会社粒来板金工業が提供するサービスの質の高さを証明するものであり、雨漏り修理を検討している方々にとって、大きな安心材料となるでしょう。
避けるべき業者の特徴
雨漏り修理を検討する際、複数の業者から見積もりを取り、選定するのが一般的です。
しかし、業者の中には避けるべきタチの悪い業者も存在するため、注意して選ぶ必要があります。
訪問営業には要注意
訪問営業を行う業者の中には、強引に家に上がり込み、契約を迫ってくるケースがあります。
場合によっては高圧的な営業を行い、最終的には法外な費用を請求してくることも考えられます。
大抵の場合、このような方法を用いる業者は工事やサービスの品質が低く、良い結果を求めるのは困難です。
最終的にトラブルの原因となることが多いため、極力関わらないようにしましょう。
「無料」「絶対」を軽々しく使う業者には要注意
「今だけ無料」といった甘い言葉や、「このままでは家が危険」といった不安を煽る言葉を使って、契約を急がせる業者は避けた方が無難です。
「無料」「絶対」「必ず」といった言葉を軽々しく謳う業者は、後になって追加の費用を請求することが多く、トラブルに発展することが多々あります。
また、そのような営業をかけてくる業者はホームページがなく、キャンセルできないように仕向けることが多いため、信用しないようにしましょう。
まとめ
雨漏り修理を検討する際は、適切な業者選びが重要です。
本記事では、修理業者を選ぶポイントや選び方について詳しく解説してきました。
また、避けるべき業者の特徴にも言及したため、失敗のリスクを低減できるはずです。
洋野町周辺で雨漏り修理をお考えの方は、これらのポイントを参考に、信頼できる業者を見つけることができるでしょう。
更なる情報やサポートが必要な場合は、洋野町の公式ポータルサイト「ひろのポータルサイト」をご覧ください。
こちらでは、住まいの修理やメンテナンスに関する有用な情報をはじめ、洋野町のさまざまな魅力や情報を提供しています。
最適な修理業者を見つけ、安心して雨漏り修理を行いましょう